管理人が盆休みを利用して、上半期中にコンプリートしたPCゲームを
隣町にあるPCゲーム取扱店に売りにいったときのことでした・・・・。
お小遣い程度の資金を確保し、そのまま店内を探索。
田舎の店だからそんなに多くは売ってないだろうと予測してましたが、それは見事に裏切られました。
管理人がこの2~3ヶ月のネットサーフィンで調べ上げた、発売済み注目作品の一つ、
『幼なじみな彼女』が売っていたのです♪
メーカーサイトは→
上記の作品は、2005年3月25日に発売され、値段が
5800円という良心的な価格。
その当時の管理人は、ノートPCを買って金欠状態だったので、この作品を全く気付かずにいました・・・^^;
しかし、発見してしまった以上、真っ先にレジへと向かって買ってきてしまいましたw
(レジの店員が女性のときに18禁ゲーム買うと気まずくなりますね・・・・^^;)
では、肝心のレビューに移っていきます~。
ネタバレ&超長文へと続きますのご注意を・・・(汗)
初めてMore機能(追加文章の表示)の存在を知りました・・・・^^;
これからは長文になるときは、この機能を活用していきます。m(_ _)m
◆
シナリオ◆
基本的には
エッチシーンの連発ですw
シーン回想の数が
51もあるので、シチュエーションには困りません♪
(制服、半脱ぎ、メイド、スク水、巫女、裸エプロン、バスケユニフォームなどなど)
ただ、エッチシーンだけなら管理人はわざわざレビューはしません!(断言)
この作品の隠された注目部分は、周回を重ねるごとに、主人公達の過去や現在の裏設定を触れていくことができるのです。
例えば、1周目の冒頭は主人公がボロボロになって、ゴミ捨て場に倒れているところから始まりますが、
2周目では、一晩過去の部分から始まり、暴走族とケンカしていて傷付いていることが判ります。(←この時点では一方的にやられたように見える)
3週目になると、一方的に殴られたあと、ヒロインから貰ったペンダントを壊され、ぶち切れた主人公が暴走族に勝利したエピソードとして全てを知ることができる・・・というものです。
サスペンス物ではありませんが、攻略ヒロインが一人しかいないこの作品だけに、
とても飽きさせないシナリオ作りだと思えましたね~♪
ちなみに、3周で物語の全容を知り、条件を満たせば
真のエンディングが見られます。(後述のシステムを参照)
エッチシーンでも、毎回選択肢が3つあり(攻略には一切関係なし)、周回ごとに変えていけば全てのシチュエーションを回収できます。
ただ、一部罪悪感を感じるシチュエーションがあるので、1周目だけはヒロインの立場を考えて選択肢を選ぶのが吉かと・・・。
暴走族が出てくるので、凌辱作品になってしまうかも・・・と思えそうですが、
その暴走族の方々も、コンプリートすると、実は良い人たちだとわかるので、問題無しでした~。w
◆
キャラクター◆
○
久住 宏哉(主人公:通称 ヒロ)
かなり卑猥な言動を繰り返す主人公です。^^;
95%がエロいことを考えているヒロですが、残りの5%があまりにも良い性格してますので、一切憎めません♪
どういう事かを簡単に言えば、
『舞は俺が守る』という、
とても幼なじみ想いのオーラを漂わせていますので(口には出さない)、
エッチなことを求める、普段の言動すら、言葉以上に軽い性格だとは感じません。
※やや管理人の誇張表現が入っていますが、気にしないでくださいw
○
野崎 舞(幼なじみで唯一攻略可能なヒロイン)
主人公の前ではちょっと生意気だったりするものの、
基本的には、面倒見が良い世話女房です。
(毎朝ヒロを起こそうと考えたものの、気持ちよく寝ているヒロの寝顔が可愛くて
声をかけられなかったという、胸を打たれるエピソードがあったりします。)
正直、
舞に萌えられるかでこの作品の価値が決まるので、
幼なじみ好きな方には、一押しキャラとして管理人は強くプッシュします!!
○
鬼嶋 龍童(もう一人の幼なじみで親友)
口数は少なく、自分~相手と距離を置くような話し方ですが、情に厚く、仲間を思う気持ちは人一倍。
親の離婚問題がきっかけで暴走族に入り、
『鬼の龍堂』と周りから恐れられる存在。
しかし、自分から相手に拳を振るうことはなく、本編では妹のために単身で
数十人の暴走族に立ち向かうシーンもあるので、かなり男前なキャラでした♪
周回を重ねるごとに、重要人物としての割合が強くなっていきますので、
この龍童に感情移入できるかでも、シナリオ面での評価が変わります。
キャラクターに関しては上記の3人が主な人物でしたね~。
他にも主人公に「バージン貰ってください♪」なんて言うキャラもいましたが、
Hシーンすらないほどのキャラなので割愛w
◆
システム◆
個人的にはクリア後も楽しめるシステムが多く盛り込まれていました♪
○
プロフィールモード
単純に言えば、キャラクター紹介なのですが、
1周するごとに、紹介キャラが増えたり、既出キャラの紹介文が追加されていたりなど、
一度見ただけでは飽きさせない内容でした。
しかも、
本編後のことも紹介されていたりしていますので、見応えは満点を出します~。
○
回想モード
シナリオ部分でも触れましたが、回想総数51シーンは圧巻ですw
(舞のシーンはそのうちの50シーンw)
そして、一つ一つにシーンの紹介文もありますので、どのシーンがいつのものかが迷いません♪
まぁ、さすがにCGを使いまわす回想がいくつかはありますけどね~。
オススメシーンは、
『舞が処女じゃなかったら』です。
本編とは違う、異様にテクニシャンとなったIFの舞は必見・・・。
(そのIFでは誰が舞の処女を奪ったかというオチには爆笑しましたよwww)
○
舞のつらつら雑記帳
舞の視点で、幼少時代のヒロや本編であった出来事をどんなふうに思っていたかを語るコーナーです。
54項目もあり、かなりのエピソードを補完していますので、見る価値はあります。
(1周ごとに全体の1/3の項目が増えていきます)
全てをコンプリートし、回想モードで未読のシーンを見ると、
真のエンディングとなる
『私の輝ける場所』が登場し、
エッチをしていても、恋人同士ではなかったヒロと舞が告白し合うラストが待っています。
かなりの純愛度が高く、管理人はちょっと涙腺が緩みました・・・・・。
○
タイトル画面
雑記長で『私の輝ける場所』を見ると、『幼なじみな彼女』というタイトルに、
小さく、
『になりました♥』が追加され、
BGMには主題歌のフルバージョンが流れます。
そして、二人のその後を表すCGに差し替えられ、めでたく完結♪・・・という流れでした。
◆
グラフィック◆
舞の立ち絵&CGがかなり可愛い部類に入りますので、
イラスト買いでも損はしないかと思います~。(一部のCGではバランス悪いですが・・・)
◆
音楽◆
主題歌はかなり良い歌で、コンプリートした人間には、さらにその良さに気付きます。
ショート版なら、オフィシャルサイトでDLできますので、是非とも聴いてみて下さい♪
BGMは、全体的にほのぼのした感じですが、
エッチシーンではこのシチュは凌辱か!?と思えてしまうような曲もあるので、要注意~。
◆
総評◆
他社作品の
『ままらぶ』、
『はちゅかの』に並ぶほどの掘り出し物良作となりましたよ♪
中古でも3千円台で売られているはずなので、興味を持った方はすぐさま店頭へダッシュです!!w
コンプリートまでの時間は、人によっては10時間もかかりませんので、気軽にプレイできますね~。
以上、
幼なじみな彼女のレビューは完了。
この長文を読んでくれた人には、心から感謝しちゃいますw